2019年7月21日に地域づくり講演会「『ふまじめさ』が地域を変える」をながおか市民協働センターが主催して開催しました。

市民活動のすそ野を広げるため、活動を行っている方には新たな気付きを促すために毎年一度、開催している地域づくり講演会。

これまでに、雑誌編集者の吹田良平さん、同じく雑誌編集者の指出一正さん、NPO法人を運営されている鈴木奈央さんなどにお越しいただいてきました。

今回、講師としてお呼びしたのは、地域活動家・ライターなどとして活躍する小松理虔氏。

「ふまじめさ」と「地域づくり」という似つかわしくない二つの言葉を掛け合わせ、楽しく美味しく軽やかに活動を行っています。

フィールドとする福島県いわき市小名浜地区では「まじめな」地域づくりとは一線を画す、ユニークなシーンを数多くつくり上げています。

当日は、自身の経験談をもとにした具体性の高い情報を多くお話頂き、当事者のみならずいかに周囲へ関係者の輪を広げるかなど、参考になることばかりでした。ふまじめな地域づくりを小松さんが、「自分から発して、地域との接点をつくり、 常に外を意識しながら、共事者をつくること 」と仰っていたことが印象的です。

講演終了後には、講演で得た知識や考えたことをもとに、意見交換や議論をする「ラウンドテーブル」の機会も設けてみました。インプットのすぐあとにアウトプットとなったので、少々ハードだったかもしれませんが、考えが深まるいい機会となったのであれば幸いです。

ふまじめな市民活動が長岡で多く展開されることを期待して止みません。