活動レポート REPORT

更新日:2026.03.01

【開催報告】ボランティアと協賛を呼び込む!市民活動引き寄せの法則

ボランティアと協賛を呼び込む!市民活動引き寄せの法則

市民活動は非営利での活動。足りないとよく聞くのが人とお金です。

市内で活躍する3団体の方々にボランティアや協賛・寄付金はどうやって集めているのか、リアルな現場の声をトークセッション形式でお話ししました。

人やお金の集め方といっても意識していることは団体によって様々です。それぞれの団体の違いは何なのか。広報の仕方や資料の作り方、声のかけ方などの工夫や意識しているポイントの違いを聞き出しました。

当日の様子をぎゅっとまとめた開催報告動画はこちら▼

 

全体の様子はこちら▼

一部 ボランティアを引き寄せる法則

一部では2団体の方からお話しいただきました。

青空ママフェス代表を務める齊藤春奈さん

NPO法人越の里山俱楽部の小山陽平さん

 

 

 

 

 

 

 

 

青空ママフェス・・・
2020年に育児に奮闘する親子の方が孤独を感じず、「一人じゃない」と実感できる場を提供することを目的にスタート。年に2回イベントを開催している。来場者が1万人を超えるイベントを100名を超えるボランティアとスタッフで支える。

NPO法人越の里山倶楽部・・・
2005年に設立。国営越後丘陵公園の里山フィールドミュージアムを拠点に、「里山保全」や「自然体験学習」を中心に活動。ボランティアを「里山協力隊」と称し、お米作りや食の準備を一緒に体験する。行くとポイントがもらえ、ポイントに応じてその年に採れたお米と交換できる仕組みを作っている。

ボランティアを集める工夫

青空ママフェスさんは2020年の初開催以降、多くのボランティアスタッフを受け入れています。現在は100名を超えるボランティアの受け入れを行っています。ママさんたちだけでなく、子供に関係がある学生。パパさんも幅広く受け入れています。以下のような工夫がありました。

  • 事前にどんなイベントにしたいのか、どんな想いでやっているかを伝える。
  • 子連れ大歓迎にする。
  • 写真は、スタッフ、ボランティアの全員の顔が映るようにお願いする。
  • ボランティアをまたやりたいと思える環境を作る。

すごく大切にされていたのは、イベントへの熱量をボランティアの方々にもしっかりと伝え、参加者だけでなくスタッフのリフレッシュの機会・居場所の創出となるように常に人目線で青空ママフェスを考えている点でした。

越の里山倶楽部さんは、継続的に年間を通してボランティア(関わってくれる人)を募集している団体。こちらも年間で計画を立てているからこその工夫をお聞きすることが出来ました。

  • また来たいと思える制度(ポイント制度)
  • 年間での計画を年の初めに出す。幅広い活動

ボランティアを集めるときの失敗談

参加者が増えるにつれて、関わるスタッフの数も増えていった青空ママフェスさん。思わぬトラブルも発生し、ボランティア規約を作り整えていきました。どんな想いで入って欲しいのか、ボランティアをする上でのルールなどなるべくすれ違いがないように工夫していました。

  • ボランティアスタッフが独断で状況を判断してしまった。
  • ボランティア内での強い勧誘があった。

越の里山倶楽部さんは、外作業だからこそ天候に左右されることが多く、その日の作業に差が出てボランティアさんの負担感の差が出てしまう悩みもありました。
現場に合わせたルールを作り、スタッフ側からはしっかりと休めるように目を張って声をかけるべきと教えてくれました。

  • 満足感や負担感に差が出た
  • スタッフへの遠慮
  • ルールの曖昧さでのボランティアさんの独断の行動

二部 寄付・協賛金を引き寄せる法則

二部のゲストには、青空ママフェスの小山梢さん/桐生舞さん、認定NPO法人UNEの納谷光太郎さん

青空ママフェスの元会計担当である小山梢さん、現会計担当である桐生舞さん

認定NPO法人UNEの事務局である納谷光太郎さん

 

 

 

 

 

 

認定NPO法人UNE・・・
障害者も健常者も高齢者も若者も、全ての人が人間らしく誇りを持って一生安心して暮らせる“ユニバーサル社会”を農園芸作業を通じて構築し、それを持続可能な”ユニバーサル社会”として発展させていくことを目指します。

寄付・協賛金を集める工夫

青空ママフェスさんは、市民発で一から協賛を集めていきました。最初は小さく集め始め、イベントが大きくなるにつれ協賛のコース分けするなどたくさんの工夫が見られました。他にも以下のような工夫を教えてくれました。

  • 代表の想い、スタッフの想いがブレないこと、共通認識であること
  • イベントへ協賛した先のイメージが伝わる協賛資料作成→つながりのある企業へ郵送
  • 足を運んで訪問する
  • 松竹梅の協賛コース
  • 協賛のお礼は翌日に郵送・メール

すごく大切にされていたのは、「想い」の部分。イベントへの情熱やこだわり、青空ママフェスを作っている理由をスタッフ全員が共通で持っていることが相手の企業にも伝わっていくことを教えてくれました。

 UNEさんは、継続的に年間を通して会員募集や、寄付を受けている団体さん。普段どのような工夫をしながら会員さんや寄付先の方と接しているのかをお聞きしました。

  • 広報誌「うね日和」(月刊)を会員さんへ郵送
  • 新聞等の取材を積極的に受ける
  • 報告と継続・助成団体の担当者へのフォロー

寄付・協賛金を集めるときの失敗談

青空ママフェスさんは、お金のやり取りをする際に任意団体だからこその悩みを話してくれました。当初団体用の口座を持たず、金銭のやり取りをしていなかったため、金額が大きくなり口座の開設を行いました。団体の証明に手ごずったお話も聞かせていただきました。

  • 協賛出店と個人出店の境目
  • 現金のやり取り→口座の開設

UNEさんは、会員さんや、寄付先など接する方が多いからこその悩みをお話していただきました。

  • 誤って納付済みの方に再度、会費納入のお願いをしてしまい複数の方から振込があった
  • 交付金額に対し計画的な予算消化ができなかった
  • 依頼した業者への確認が足りずに自力で対応せざるを得なかった

全体を通して

アンケートでは、「なかなか知ることのできない協賛に関する話を聞けてよかった」「協賛を受けるにあたっての具体的な方法について知る事ができた事が何より大きな収穫になりました」「今直面してる課題、問題の経験されてきた方のリアルな声を聞くことが出来たことが良かった」など特に協賛の面で中身の話を聞くことができたことにメリットを感じていただけました。

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