長岡みんなのSDGs SDGs

更新日:2023.05.15

豊かな里山・里地・里海を守る | 一般社団法人長岡市緑地協会

長岡市内でSDGsに取り組む方たちを訪問!
今回は「一般社団法人長岡市緑地協会」さんにお話を伺いました。

◆貴社の概要を教えてください。

長岡市域の緑化推進をもとに、市民の生活環境の保全に寄与する公益活動を行っています。

◆取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。

目標15/陸の豊かさも守ろう

SDGsという言葉がなかった頃から植樹や育樹など緑化促進活動を行っています。
その活動は森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、新規植林及び再植林を大幅に増加させることにつながっています。
里山・里地・里海の自然循環型社会実現の取り組みとして、
①緑地管理から発生する剪定枝等を資源として生かすために破砕し再びウッドチップとして緑地に還元する「緑のゼロエミッション」活動を推進。
②信濃川河川協力団体として河川空間の保全と次世代に向けての環境教育の実践。
③にいがた緑の百年物語「かけはしの森」づくりの推進。
などを行っております。

◆取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください。

長岡市の都市計画事業に連動した緑化事業の推進と共に、緑環境を生かした「真に豊かな市域づくり」を目指して設立された。
平成4年の全日本花いっぱい長岡大会・国営越後丘陵公園開園を祝う「フラワープロムナード21」の推進、中越震災後の里山の復活を目指した「みどりの復興アクション」の推進、「長岡みどりフェスタ」の開催、緑化推進のシンポジウム開催など活動は多岐にわたっています。

◆周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

良かったこと
SDGsが叫ばれていますが当協会はすでに30年以上前から地域における緑環境のために具体的活動を進めて来たことから様々な場面で思念との共同体制が出来て来ました。

大変だったこと
近年の自然災害の多発により、その対応範囲が広がりつつあることに危機感を抱いています。特に昨年末の豪雪では近年に無い枝折れ、倒木が発生しました。
夏場の異常高温も自然界の強烈なストレスとなっています。

◆貴社の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。

緑環境を生かした「真に豊かな市域づくり」の実現による、自然豊かな共生社会をつくりたいです。

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!
ぜひご視聴ください。