長岡市内でSDGsに取り組む方たちを訪問！
今回は平島にあるラーメン店「春風春水」さんにお話を伺いました。

◆貴社の概要を教えてください。

平島にあるラーメン店です。自家製麺を使ったホタテ出汁のあっさり塩ラーメンや濃厚醤油ベースの中華そばを提供しています。

◆取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。

目標2／飢餓をゼロに

児童養護施設の子どもたちへ化学調味料などの使用を抑えた体にやさしいラーメンを提供しています。
普段なかなか外食にでかけることが少ない方にも温かいラーメンをたくさん食べてもらいたいと思い、
直接施設に出向いて提供を行っています。

◆取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください。

自分のできることで社会の役に立ちたいという思いがあり、近隣の児童養護施設へかけあいました。
つながりもない中で唐突にご連絡をしたこともあり最初は怪しまれてしまいましたが（笑）

その後は施設の方のご厚意で複数回、子どもたちにラーメンを提供する機会をいただくことができました。

1度の訪問で約40人ほどの子どもたちへラーメンを届けることができました。
その際に「美味しい！」・「大きくなったらアルバイトしたい！」など元気いっぱいの明るいリアクションに囲まれて本当にやってよかったと感じました。

◆周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

良かったこと
子どもたちの「美味しい！」の声が本当に嬉しく元気や活力をたくさんもらえたことです。
施設のみなさんから寄せ書きもいただいてこれからもお店を頑張る励みにもなりました。

大変だったこと
最初は施設の方と関係性がなかったので「子どもたちへ出来立てのラーメンを提供したい！」という思いをうまく伝えられないことも多かったです。考えてみれば当たり前なのですが、施設内にはラーメンを作るための設備がないことが多く、提供するための環境づくりは大変でした。

◆貴社の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。

SDGsの目標達成のためというよりはいろんな人が自発的に社会貢献できるようになればいいなと思います。
私は子どもたちだけでなく高齢の方や養護学校の方などよりいろんな方へラーメンを楽しんでもらう機会を作っていきたいです。

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます！
ぜひご視聴ください。