長岡みんなのSDGs SDGs

更新日:2026.09.16

暮らしを整え、心豊かな未来へ|新潟お片付けくらぶ

長岡市内でSDGsに取り組む企業や団体をご紹介する「長岡みんなのSDGs」。

今回は整理収納の楽しさや効果を伝える「新潟お片付けくらぶ」の皆さんにお話しを伺いました。整理収納アドバイザー1級の資格を持つメンバーが集まり、県内で幅広く活動しています。

「我慢するエコ」ではなく「快適だから続けたくなるエコ」を目指し、お片付けから心豊かで持続可能な未来をつくる団体の取り組みをお聞きしました!

「捨てる罪悪感」から「快適で続けたくなるエコ」へ

新潟お片付けくらぶは、前身の団体からよりコアに活動するメンバーが集まって立ち上がった団体です。整理収納に悩む方に向けて、セミナー開催などを行っています。
活動の原点にあるのは、多くの人が抱える「片付けへの苦手意識」や「モノを捨てることへの罪悪感」に寄り添いたいという強い想いです。
結婚式の引き出物やお祝い品、壊れていない綺麗な物は「捨てていいのかな?」と手放すことを躊躇してしまうことも。そんな、手放す際の罪悪感やエネルギーを実感することこそが、次の買い物に対する意識改革につながると考えているそうです。

手放す負担を一度しっかり経験することで、「本当に必要なのか」「長く大切に使えるか」と購入時の気持ちに変化が生まれます。無理に我慢するエコではなく、暮らしが整って快適になるからこそ自然と続けたくなるエコへ。手放す体験を購入前の意識改革へと変えることで、過剰な消費を抑えるライフスタイルを提案しています。

 

 

公共サービスを活用した「手放しやすい仕組み」の提案


特に大切にしているのは、単に整理技術を教えるだけでなく、市民がハードルを低く実践できる具体的な仕組みづくりを伝えていること。
例えば、処分に困る綺麗なお皿などの食器類は、長岡市の拠点回収の活用を勧めています。フリマショップやリサイクルショップでの転売は、売れるまでの保管場所が必要となり、手間や時間もかかります。一方、市のルールに沿った拠点回収であれば、手間をかけずにスムーズに手放すことができ、すぐに部屋が片付くというメリットがあります。
また、新潟市で開催している「暮らし方教室」では、季節に応じた掃除や防災、コスメや衣類整理など、月替わりのテーマで講座を開講しています。整理収納で始めるエコな暮らしを提案しながら、ただ隠す片付けではなくお気に入りのモノを素敵に眺められる見せる収納など、心が豊かになる空間づくりを伝えています。

教育現場から地域イベントまで広がる啓発と相談窓口


活動の幅は広く、企業の福利厚生講座や各種団体での講演に加え、小学校5年生の家庭科の授業では外部講師として整理整頓の講座を担当しています。
また、毎年市民活動フェスタにも参加し、相談ブースを開設しています。

25問の質問に答えることで、自分の片付け傾向がわかる「お片付けタイプ診断」は、誰もが気軽に生活を見つめ直せる企画。片付けを一人で抱え込まず、気軽に相談できる場所をつくることで、市民が自分らしい暮らしへ一歩踏み出すきっかけを提供しています。

SDGsとのつながり 続けたくなるエコ


新潟お片付けクラブの活動は、SDGs目標12「つくる責任使う責任」につながります。

各種セミナーや無料相談を通じ、「必要なものを必要なだけ」使う意識を醸成しています。購入時の意識を変え、モノを大切に長く使う暮らしを定着させることで、過剰消費を抑え、結果としてゴミの削減や地球環境保護に大きく貢献しています。

モノを大切にして無駄な消費をしない暮らしが当たり前となり、誰もが軽やかに暮らせる社会の実現に向けて、お片付けに困ったときに気軽に頼れる存在でありたいと話します。
個人の小さな「整理」することの積み重ねが、地球環境やゴミ削減という大きな社会課題の解決につながるはず。

我慢するエコではなく、暮らしが整い快適になるから続けたくなるエコをこれからも多くの方に届けていきたいと、お話しいただきました。

まずは身の回りの整理から、少しずつはじめてみませんか?

取材の様子はYoutubeやSpotifyでもお楽しみいただけます!ぜひご視聴ください。