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公共・広報

【市民活動・虎の巻】伝わる広報物を作ろう – 実践編 –

どんな取り組みにも課題は付きもの!活動の分野は違えど共通した悩みがあります。
「市民活動・虎の巻」は課題や悩みを研究テーマに沿って解説するノウハウコラムです。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!



自分たちの想いを伝える広報物。今回は、実際にチラシを製作する際のポイントをお伝えしていきます。これであなたもデザイン迷子から脱出!

思い切って平坦にレイアウトしてみよう!

 広報物を作ったときの「見栄え」、気になりますよね。でもあなたが本当に気にすべきことは、「伝えたい」ことが「伝わる」紙面であるかどうか。美術作品ではなく広報物だということを忘れないようにしましょう。
 編集ソフトに備わっている装飾機能や、ポップ体のような特殊な書体を多用していませんか?簡単にそれらしい紙面が作れる一方で、デザインが散漫になったり、本旨がわかりづらくなったりする原因にもなることを覚えておきましょう。
 そんなデザイン迷子を防ぐコツとして、書体を一種類、同一サイズ、色遣いも黒またはグレーの1トーンで作り始めてみてください。その後より目立たせたい部分「のみ」書体や色付をして強調していきます。そうすることで、おのずとデザイン的にも整った「伝わる」広報物ができてくることでしょう。

①書体を限定する

まずは一種類で。強調などの理由で「どうしても」という場合に限り、もう一種類加えてみよう。

➁文字サイズを統一する

不用意な文字サイズの差は読み手の不安感につながります。まずは同じサイズで入れてみよう。

③文字は左揃えに

左揃え、中央揃え、均等配置の混在は読みづらさやデザインの不均衡につながります。

④要素をキレイに整列させる

テキストボックスや図版などは、揃っていればいるほど美しく感じます。ここは大事!

⑤関連のある項目をまとめる

読みづらい紙面は、それだけで伝える機会を失うことに。スムーズに読み進められるよう、配置にも気を配ります。

人間は上から下に目線が流れるので、上からデザインを作りがちですが、実は下からデザインを作っていくほうが要素がキレイに収まります。ぜひお試しください!


 

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