市民活動虎の巻 SUPPORT

資金調達

市民活動を支える資金繰りと経費削減

市民活動や地域活動を継続していくうえで、避けて通れないのが「お金」の問題です。協働センターにも、「活動を続けるための資金繰り」について多くの相談が寄せられています。

「参加費を値上げしなければ」と、収入を増やすことばかりに目が向きがちですが、活動を安定して継続するためには、支出を抑える工夫と、計画的な資金調達を組み合わせることが大切です。

1. 支出を「減らす」:経費削減の具体策

資金不足を感じたとき、意外と見落としがちなのが「経費削減」。資金を増やすことも大事ですが、無駄な出費がないか検討してみましょう。
協働センターでは、様々な支援サービスを行っています。市民活動団体であれば無料で活用することもできるので、上手に活用しましょう。

①会場費: 公共施設の中には、団体であれば無料で利用できる場所があります。
②印刷費: 協働センターに団体登録すると、施設内の印刷機を無料で利用可能です。紙と原稿を持ち込むだけで、1回につき1,500枚まで増刷(白黒)できます。コンビニコピーやネットプリント代を大幅に節約できます。
③広報費: 協働センターのSNSや、30秒の告知ができる「キョードー伝言板」などを活用すれば、無料でイベントのPRが可能です。

2.お金の流れを「見える化」する:収支計画の作成

現実的な予算計画を組むことも大切です。そのためには、手元に集まった「使えるお金」から活動を考えるのではなく、「やりたい活動に必要な費用はいくらか?」から予算を立てましょう。

「いくら必要で、いくら出費があるか」を可視化することで、「あと何人参加者がいれば赤字にならないか」という無理のない運営スタイルが見えてきます。

会計の基礎知識はこちらの虎の巻でも紹介しています

3.外部資金を「集める」:補助金とクラウドファンディング

自分たちの予算だけでは足りない新しい挑戦には、補助金や寄付の活用を検討しましょう。

①補助金・助成金
 補助金・助成金は、国や地方自治体等が、政策目的を達成するために、各種団体に対して交付されるものです。資金調達に苦労するNPO・市民活動を力強く後押ししてくれる一方で、申請や報告書作成の手間、内容変更、続けて使えない補助制度もあるなどの特徴も理解して活用しましょう。
 協働センターで受付している「市民活動応援補助金」やその他の補助金・助成金については公式Webサイトコライトでも発信しています。

②寄付金・協賛金
 活動に賛同した個人や事業者からの資金提供です。
 寄付を集めるには活動の趣旨や社会的意義に共感してもらうことが大切です。会費と違って定期的ではなく、単発での支援が一般的です。

③クラウドファンディング
 クラウドファンディングとは、活動の趣旨に賛同し、協力してくれる人たちから寄付や協賛金などの形で広く資金を集める仕組みです。最近では、一般的なクラウドファンディング以外にも、市民活動団体が使いやすい特徴を持ったプラットフォームが増えています。
 協働センターを運営する「NPO法人市民協働ネットワーク長岡」では、過去にクラウドファンディングサービスの運営者を招いたセミナーを開催しました。「どのようなプロジェクトが支援を得やすいのか」「重要なポイントは何か」といった実践的な内容を、アーカイブ動画で学ぶことができます。
【講座開催】社会をグッドに、想いをアクションにするクラウドファンディングセミナー(2026年5月26日)

資金繰りや収支計画に正解はありませんが、抱え込む必要もありません。協働センターのコーディネーターが、皆さんの活動計画の作成段階からサポートします。
「来年度に向けて何か新しいことを始めたい」と考えている団体の方は、市民活動応援補助金の10月申請を一つの目標に動いてみるのがおすすめです。年度内のチャレンジに向けて、今から準備を始めるのに最適なタイミングです。
「代表者の持ち出しが続いていて辛い」「まずは何から手をつければいいか分からない」といったよくある悩みでも構いません。窓口やメールはもちろん、新しくはじまった公式LINEからも気軽にご相談ください。

 

 

解説動画はこちら

コーディネーターが詳しく解説している動画です。こちらもあわせてご覧ください。