どんな取り組みにも課題は付きもの!地域活動の実践者に聞く、ノウハウコラムです。
試行錯誤を重ねて、自分たちなりの答えを築いてきた一歩先ゆく団体の取り組みにはヒントがたくさん。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!
「情報発信」には、情報を多くの人に伝える「拡散」と、活動への関心を引く「共感」の2つの視点があります。
例えば、【①唐突にボランティアのお願いをする】よりも、【➁団体の目的や活動のストーリーなどを伝え、共感とともにお願いする】ことで他人ゴトが自分ゴトとなり、効果的に相手の行動を喚起できます。
情報発信に拡散と共感はともに欠かせない要素です。共感を呼ぶことを心がけ、情報発信を一段階ステップアップしましょう!
情報の「拡散」については、2019年12月号の市民活動・虎の巻をご覧ください。
◆目的:何のためにどんな事業をしているか伝えること
◆方法:団体のHP、パンフレット
◆情報内容:活動目的、事業内容、連絡先
◆目的:活動でどんな成果が出ているか伝えること
◆方法:年次の報告書、定期的な会報、随時のSNS報告
◆情報内容:活動の結果・成果、会計内容、次期の計画
3つのポイントを意識すると共感に繋がりやすいです。
①自身の経験
→困った経験、人に教えたい経験
➁自身の感情
→何とかしたい、怒っている、みんなに知ってほしい
③問題意識
→こんな未来をつくりたい