2020.11.11

モットーは「Face to Face」 | 長岡信用金庫【活動Pick Up!】

活動Pick Up!|長岡信用金庫

 

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、『長岡信用金庫』さんにお話を伺いました。

 


◆企業の概要

信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となってお互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。全国255金庫のネットワークを有しています。
長岡信用金庫は、明治43年(1910年)創業、11月に創業110周年を迎えます。長岡市内13店舗、見附市、小千谷市、南魚沼市に各1店舗、計16店舗で営業しています。
役職員209名が「Face to Face」をモットーに、地域金融機関として地元の中小企業者や住民のお役に立ち、地域経済の持続的発展に貢献することを目指して活動しています。

◆取り組み(社会貢献活動の内容)

長岡信用金庫の社会貢献活動の2本柱は、「長岡しんきん地域振興基金」による助成活動と森づくりを通じた地域の自然環境保護活動(「しんきんの森活動」)です。
「地域振興基金」による助成活動は創業85周年を記念して開始し、社会福祉、教育、芸術・文化・スポーツ振興のため、これまで総額56百万円以上の物品を地域に寄贈してきました。
「しんきんの森活動」は創業100周年を記念して、地元のNPO法人と協働で長岡市関原地内に植樹。以降、毎年、大勢の役職員が参加して育樹活動を続けています

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みや目的(社会貢献活動を始めた経緯)

2008年に契約額の0.02%相当額を環境保護団体に寄付する「エコ定期積金」を発売。寄付先として「新潟県山野草を訪ねる会・植生研究会」とのご縁ができ、同会主催の植樹会に役職員が参加するようになりました。2010年の創業100周年記念事業として、「地域振興基金」の助成活動だけでなく地域の自然環境保護活動にも取り組むため、「山野草を訪ねる会」と「関原里山・ぬかやま会」と協働で長岡市関原地内(スペースネオトピア構想跡地)に植樹。以降、毎年、100名以上の役職員が参加して補植・土壌改良・除草などの育樹活動を続けています。

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことなどを教えてください

毎年の育樹会の後の昼食会では、豚汁の炊き出しが恒例となっており、汗を流した後、青空の下で美味しくいただいています。地元の方々との交流だけでなく、役職員同士の親睦を深める会になっています。
活動の内容はディスクロージャー誌にも掲載していますし、長岡信用金庫の地域貢献活動として全国の信用金庫にも発信しています。県外の信用金庫から問い合わせを受けたこともありました。
活動当初から参加している若手の職員は、何もなかったところから森を育てる大変さを知り、今ではすっかり大きくなった木々をみて、自身の成長と重ね合わせて、継続することの大切さを実感しています。

 



本記事は、らこって2020年11月号でご紹介しています。