長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、認知症予防から広がる“ひとのわ”づくりを行う「福祉のおとのわ」さんからお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
2~3か月に1度、介護(認知症)予防のイベント「ひとのわ♡おとのわ♪」を開催しています。音楽指導や笑いヨガなど、実際に体を動かしたり頭を使ったり、楽みながら予防ができる内容となっています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
もともと母の認知症介護をしていたときに認知症家族の会のメンバーに入ったことをきっかけに、『もっと介護を楽しくできないか』と考え、初めは個人で活動していました。そんな時に西片さんと出会い、一緒に活動にするようになって「福祉のおとのわ」を設立しました。
現在では、笑いヨガを習った縁もあり、笑いヨガティーチャーの木村さんにも加わっていただき、パワーアップして活動しています。
◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
リラックス笑いの動作を専門とする代表の松本と音楽指導担当の西片、笑いヨガティーチャーの木村の三人で活動しています。それぞれの得意分野を活かした内容で認知症を予防したい人、介護中のかたのリフレッシュしたい人、どんな方でも楽しめるよう工夫しています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
毎回30人前後の参加者が来てくださいます。リピータの方も多く、楽しさや達成感を感じていただけていると思います。またイベントが終わると、皆さん笑顔で帰っていく姿を見て、みんなで行う活動の楽しさが『ひとのわ』づくりにつながっているように感じています。
◆今後の活動を教えてください
認知症予防の活動を行いながら、認知症になっても人としての尊厳が守られ、地域で自分のこととして捉えて、支え合いながら、認知症になっても安心して暮らせるまちを作っていきたいです。
そのためにも活動を続けながら“ひとのわ”を広げていきたいです。
認知症予防から広がる“ひとのわ”づくりを行う「福祉のおとのわ」さんは、らこって4月号で紹介しています。