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更新日:2024.04.30

かるたで広がる、遊び仲間と地域の関わり | KNH五色百人一首クラブレッドキャッツ

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、「KNH五色百人一首クラブレッドキャッツ」さんにお話を伺いました。

どんなことをしている団体ですか?

スポーツ少年団「KNH五色百人一首クラブレッドキャッツ」は、「みんなで集まって楽しくかるたを使って遊ぼう」を合言葉に活動しています。小倉百人一首を5色に分け、1回3分ほどで対戦できる五色百人一首は、小学校を中心に教具として使用されています。

放課後や休日に集まり、取る練習や読む練習の個人練習や対戦練習を行っています。

「遊ぶ」がテーマのチームなので、夏のお楽しみ会、クリスマス会、雪合戦大会、スキー、雪遊びなど、みんなで集まり仲良く楽しんでいます。

地域貢献活動として、子ども食堂のお手伝いもしています。会場設営やおかずのセット、レクリエーションのコーナーを担当しました。

活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

指導者を務める池上(学校教諭)が、京都から転居し長岡の小学校に着任した2020年に、前任地でも取り組んでいた五色百人一首を、自分のクラスで始めたのがきっかけです。

2020年には、長岡市初の五色百人一首大会を開催。翌年、感染症禍で中止になった新潟県大会の代わりの大会を自ら開催しました。

2023年夏、関西のチームが長岡を訪れた際には、練習試合や花火の観覧で交流を深めました。

同年は池上が十日町市に異動したことで、さらにチームも増えるなど、五色百人一首が新潟県内各地に広がっています。 

 

どんなメンバーで活動していますか?

幼稚園児から大人(保護者)まで幅広く活動中。なかでも小学生は20名程度が在籍しています。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

長岡市には小学生が百人一首をする文化があまりなかったのですが、少しずつメンバーが増え、多世代が交流するようになり、つながりが広がっていく感じがしています。

<良かったこと>

引っ越した当時、知り合いが一人もいなかった池上でしたが、百人一首を通じて仲間が増えました。娘もチームに参加し、ほかの地域の子たちとも友達ができました。
関西からゲストを呼ぶことでき、以前のつながりも切れずに楽しむことができました。

<大変だったこと>

池上にとっては土地勘も無く,知り合いもいないので、全て一人からやっていく必要がありました。メンバーの長谷川奈々さんには本当にお世話になりました。1から作ることは大変ではありますが、同時に楽しみでもあります。

今後の展望を教えてください。

最初の3年は勢いで続けることができます。4年目以降は3年間で積み重ねたことを使いながら,次のメンバーや保護者の方々につないでいく必要があります。新しいメンバーをさらに増やしながら1年1年楽しくやっていきたいです。新しい取り組みとしては,子ども食堂「Happyキッチン『はぴ吉』」とのコラボで畑をして作物を育て、自分で作った作物を使っておやつ作りをしたり、十日町市のチームとの交流をさらに進めていくことがあげられます。大会を年に3から4度開催し、同時に体験会を行って五色百人一首普及も行っていきます。メンバーを現在の20名程度から30名程度まで増やしていきたいです。

 

 

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!ぜひご視聴ください。