長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、「NPO法人ながおかたすけあいネットBEライフ」さんにお話を伺いました。
どんなことをしている団体ですか?
高齢者や障がい者を対象とした訪問介護事業所で、支援を必要とされている方々やその家族が住み慣れた家で安心して暮らし続けることができるように、訪問介護や介護保険外の自費サービスとして、外出時の付き添いや通院介助などのたすけあい活動を行っています。
活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください
平成13年に同じ介護会社に勤める仲間同士の話の中で、規制の多い介護保険の仕事に対して実際にサービスに出て疑問を感じ「本当に利用者が望むサービスがしたい」という想いから有償ボランティアの会社を始めようという話が持ち上がりました。
平成15年6月に8畳一間を借りて、デスク1つ、ちゃぶ台と電話機1台で事務所を構え、平成16年2月に法人資格を取得。
同年7月に介護保険事業所の資格も取り、有償ボランティアとの二本立てでの活動がスタートしました。
発足当初はヘルパー個人の車を使用し、有償移送の仕事がとても重宝され、透析の送迎や車イスでの日帰り温泉旅行、選挙の投票、お墓参りなどさまざまな依頼がありました。
平成18年の秋には道路交通法が変わったことから中止に追い込まれましたが、その後も公共交通機関を使い、お出かけや受診の付き添いの依頼に対応してきました。
介護保険にはご家族が居ると生活援助ができなかったり、介護認定を受けていないと利用ができないというものがありますが、介護保険が利用できない方のなかにも「腰が痛くて掃除が大変」「歩けないから買い物に行ってほしい」など、困っている方は沢山います。そういった方からは自費サービス(たすけあい活動)をご利用いただいています。
近年では介護保険の限度額を超えた分を自費サービスで賄うというケースも増えてきています。
どんなメンバーで活動していますか?
訪問介護には介護資格の取得が必要なので、メンバー17名、主には介護福祉士、介護職員初任者研修修了者(ホームヘルパー2級)が活動しています。
周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。
立ち上げ当初と現在とでは、自費サービス(たすけあい活動)の依頼内容が大きく変化しているように思います。
以前は自分の趣味や娯楽に関連する依頼が目立ちましたが、現在は生活に直結する身体介助や通院介助などの依頼が増えています。そのため、自費サービス(たすけあい活動)のご利用者自体も増えています。
「訪問介護」と聞くと、大変なイメージがあるかもしれませんが、自分らしく生活するご利用者の皆さんの手助けになれるように全員がやりがいを感じながら日々サービスを提供しています。
今後の展望を教えてください。
社会の変化とともにご利用者ニーズは多様化していますが、いくつになっても自分らしい暮らしが続けられるよう、柔軟な対応ができる体制を整え、これからも支援に努めていきます。
体制を整えるためには、一緒に活動するメンバーが必要です。
少しでも興味を持っていただいた方、これまでの経験を活かしたいという方はぜひご連絡ください。
▶NPO法人ながおかたすけあいネットBEライフ のホームページはコチラ
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