私たちは長岡東山山麓の市有林・自然観察林で、環境保全活動をしています。
【自然観察林・生きもの生態マップ】
この森林は市街地からほど近く、週末ともなると手軽な自然とのふれあいを求め、市内外から少なからぬ愛好者が訪れます。
しかし造成されて40年が経ち、度重なる自然災害やそれに伴う治山施設の整備などで当初の自然が失われ、各所で荒廃が目立つようになりました。
私たちは失われる森林を何とかとどめようと、平成19年秋に初めて植樹会を行って以来、毎年新たな植樹や育樹を続けてきました。さらに林内の貴重な水辺である「瞑想の池」の環境改善、観察林の玄関「湿生植物園」の復元など、自然環境全般の保全を行うと同時に毎年自然観察会を開き、現地の自然の貴重さ豊かさを市民の方々にPRしてきました。
しかし、活動は「できるときに、できることを・・」をモットーに、肩の力は抜いて気長にコツコツ継続しています。
さらに、林内で収穫できる山菜・きのこ、トチ餅や各種果実酒づくりなど、森の恵みも有難く頂戴しながら楽しく自然と付き合うことも忘れません。
沢山の雪国植物やこの地方独特のギフチョウやモリアオガエルなど、貴重な動物にも恵まれたこの「市民の共有財産」自然観察林をより魅力ある場所とするため、どうぞ手をお貸しください。