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公共・広報

気をつけよう!SNSへの写真投稿

自分たちの活動を多くの人に知ってもらうことは市民活動にとって永遠の課題。誰もが簡単に発信者になれるSNSは積極的に使いたいところです。

市民活動をエンパワーメントするSNS

少し前まで、情報発信は政府やメディア、大企業にしかできない特権的な行為でした。しかし、誰もがカメラ(スマホ)を持ち歩き、気軽に投稿できるSNSが発達した現在は、誰もが情報の出し手になれる時代。市民活動団体も、ほぼ無料で自分たちの声を広く社会に届けることができるようになりました。

特に多い写真投稿のトラブル

一方で、情報発信によって生まれるトラブルも増えています。「ペンは剣よりも強し」という言葉があるように、情報は時に暴力となることもあります。特に多いのが写真や動画によるトラブル。映像には個人情報が詰まっていて、住所、学校・職場などを特定することは比較的容易です。投稿前に知らない人に見られても大丈夫かをよく考えましょう。

気をつけたい肖像権と著作権

また、知らないうちに誰かの権利を侵害したり、迷惑をかけるケースもあります。特に知っておきたいのは「肖像権」と「著作権」です。
肖像権とは「写真を勝手に撮られたり、公開されない権利」です。イベントや町中で撮った他人の顔が映り込んでいる写真は投稿NG。友人であっても必ず許可をとりましょう。
著作権は文章や写真、音楽など「誰かが作った作品に関する権利」です。「宣伝になるから…」と、新聞記事や、テレビ番組を撮影して投稿している方を見かけますが、これも立派な著作権の侵害に当たるので気をつけましょう。
SNSは免許がなくとも使えますが、最低限の法的なルールやマナーを身に着けたうえで活用したいですね。

 

 

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