2021.04.23

3. 制度の「スキマ」を埋める【あなたの活動にプラスしたい 6つの視点】(学びスペースあうるの森)

2012年の市民協働条例制定から10年が経とうとしています。これまでに、長岡市にたくさんの市民活動が生まれ、広がってきました。ここでは、ながおか市民協働センターと関わりのある団体や活動の事例から学ぶ、活動に取り入れたい6つの視点をお届けします!

3. 制度の「スキマ」を埋める

行政サービスや市場サービスだけが社会問題の解決を担うには限界があり、その限界によってできる支援が行き渡らない「スキマ」を埋めることが市民活動に期待されている役割の一つ。ここでは、その役割を十二分に果たしている社会の担い手たちをご紹介します。

特定非営利活動法人 学びスペースあうるの森

不登校の子どもたちが学校以外でも学力や社会性を身に付けられる選択肢を増やそうと、2013年に設立。小中高生を対象に、放課後の学びや不登校児童生徒への学習支援と居場所の提供を行っています。子どもたちに成功体験の機会を提供するため、レシピ考案から販売までを自分たちで行うカレー屋台出店や、不登校の子どもたちが自らの体験を書いた本の出版などに取り組んできました。こうした子どもたちの自主性を重んじる活動は、不登校の子どもたちの居場所をつくるだけではなく、子どもたちがそれぞれに合った教育を選ぶ社会の気運を高めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本記事は、らこって2021年4月号(創刊100号記念号)でご紹介しています。