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更新日:2024.04.10

可能性の選択肢を広げる学習支援 | ましろキャンバス

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、「ましろキャンバス」さんにお話を伺いました。

どんなことをしている団体ですか?

週一回、平日午後に少人数で学習支援をしています。
自分のやりたい教科、範囲を相談して決め、無理のないの範囲で進めています。
また、学習だけでなく趣味や最近の出来事など雑談も交えて、こどもたちがのびのびと学習できるような環境づくりをしています。

活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

市内で学習支援ボランティアに3年半参加しています。もっとこのような取り組みを広範囲に広げたいと思ったところが始まりです。それから、昨年6月に「ましろキャンバス」を立ち上げました。
ここまで、他団体さんとも連携し、その団体さんのイベント会場に出向いて出張学習支援のような形でも開催しています。

どのようなメンバーで活動していますか。

無料塾での経験のある大学生や、教育に関わってこられた社会人の方など、こどもたちに学びの楽しさを伝えたいという思いのあるメンバーで活動しています。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

保護者の方から感謝の言葉をいただいたり、先日の夢の種プロジェクトでも多くの方から応援の言葉をいただき、今の社会に必要とされている意味ある活動であると実感しています。
勉強面では、勉強に前向きになったことを感じたときが嬉しかったです。
宿題など課題に取り掛かるまでの時間が以前に比べて短くなって、勉強が大嫌い、絶対にやりたくない、ではなくなったのかなと思うとうれしいです。
勉強以外だと、まず来てくれること自体うれしいですし、何回か会うと少しずつ自身のことを話してもらえたときは、「ましろ」で安心感を少しもってくれたのかなと思ってうれしくなります。
人間は千差万別。こどもたちももちろんそうで、受け答えや声掛けに一つの絶対的正解がないことが、おもしろくもあり、難しいところだとも思っています。
さらに、同じ子に対する声掛けでも、だれが、どのタイミングで、どんな声色で言うか、など、こどもたちの状況を見ながら、いつも気持ちを巡らせています。
楽なことではありませんが、こどもたちの表情がほころぶ瞬間は、私もいつも以上に笑顔になってしまいますね。

今後の展望を教えてください。

いまは限られた時間、人数でしか活動できていませんが、来年度からはまちキャンや各支所地域なども含め、より多くのこどもたちの学びを助けられるような場所を定期的に作っていきたいです。
また、理科や音楽などの体験、こどもたちが世界観を広げられるような、机に向かうだけでない学習の機会を提供していきたいと思っています。

学習支援をしてくださる、20代前後のボランティアさんを募集しています。体験学習の講師など、コラボしたいという方も是非お声がけください。

 

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!ぜひご視聴ください。