今回は、協働センター向かいの市民交流ホールBCで毎週活動している団体に突撃取材。
軽快な音楽に誘われて中へ入ると、そこには色とりどりの衣装を身にまとい、手を取り合って踊る皆さんの姿がありました。思わず「アニメやゲームの世界に迷い込んだみたい」と感じてしまうほど、華やかで楽しげな空間が広がっていました。

47年続くフォークダンスの会
今回ご紹介するのは、長岡婦人フォークダンスクラブアンティーズの皆さんです。
アンティーズが立ち上がったのは、今から47年前。取材の翌週には周年記念のパーティーも予定されているそうです。活動日は毎週火曜日。会場は基本的にアオーレ長岡の市民交流ホールBCですが、都合によって体育館など別の場所で行うこともあります。会員数は62人で、年齢層も幅広く、長く続けている方が多いのも特徴です。

長く続く理由は「みんなで支える運営」
アンティーズの魅力は、踊りそのものだけではありません。印象的だったのは、会の運営の仕方です。
立ち上げから10年ほど経った頃、会長を交代制にしたそうです。同じ人が長く担い続けるのではなく、いろいろな人が役割を経験することで、会そのものが育っていく。その考えのもと、会長は毎年交代、副会長が次年度の会長を務める仕組みを作りました。長く続いてきた背景には、こうした無理のないバトンの渡し方や、「みんなで支える」運営が自然に根づいていることがあるのかもしれません。
曲ごとに世界の文化にふれられる
その日の曲は、担当になった人が選曲するそうです。チェコ、スコットランド、アメリカなど、フォークダンスには世界各地の踊りがあり、曲や踊りを通してさまざまな国の文化にふれられるのも、この活動の大きな魅力です。
「ルーマニアの踊りが好き」という声もあり、ゆったりした曲調やかわいらしい雰囲気など、それぞれに好みがあるのも面白いところ。踊る楽しさだけでなく、背景にある文化や歴史まで味わえるのが、フォークダンスの奥深さなのだと感じました。

衣装もまた、この会の楽しみ
会場でひときわ目を引いたのが、華やかな衣装です。取材の中では、ギリシャの生地を使ったものや、自分で手づくりした衣装の話も飛び出しました。長年かけて何着も作ってきたという方もいて、踊りだけでなく、衣装づくりや世界の民族衣装にふれることも楽しみの一つになっているようです。
音楽、踊り、衣装、そして文化。アンティーズには、いろいろな「好き」が重なり合う豊かさがあります。

初心者でも入りやすい雰囲気
アンティーズは、長年続けている方ばかりではありません。去年入会したばかりの方は、市の広報で講習会を知り、「ちょっとやってみようかな」と思ったのがきっかけだったそうです。もともとダンス経験はなく、講習会を3回受けて「楽しいな」と感じて入会したとのことでした。
大人数の団体に入るのは勇気がいるものですが、実際に参加してみると、周りの人が丁寧に教えてくれ、新しい人でも安心してなじめる雰囲気があるそうです。「華やかでいいな」と感じて飛び込んでみたことが、仲間づくりや新しい楽しみにつながっていました。覚えるのは大変でも、それが脳の活性化にもなり、やりがいになっているという声も印象的でした。

手をつないで踊るからこその楽しさ
フォークダンスのいちばんの魅力として語られていたのは、「みんなで手をつないで踊れること」でした。一人で踊るのではなく、仲間と一緒に輪になって踊る。そのこと自体が楽しく、自然に元気が出るのだといいます。
また、一曲一曲にその国の背景や歴史があり、ただ体を動かすだけではない面白さもあります。実際に取材者も、踊ってみて「褒めてもらえるのがうれしい」「心まで元気になる」と感じました。体の健康だけでなく、心の元気にもつながる。アンティーズの活動には、そんな力があるように思いました。

新しいメンバーは5月の講習会から
新しいメンバーは、毎年5月に行われる3回の講習会を入口に募集しているそうです。市の広報や、地区のコミュニティセンター、体育館などに置かれるチラシで案内しているとのことでした。
「初心者でも、みんなと踊ることは楽しい」「ぜひ参加してほしい」という呼びかけもありました。気になった方は、まずは講習会の案内をチェックしてみてはいかがでしょうか。

笑顔が広がる場所
取材を通して感じたのは、アンティーズの皆さんの生き生きとした表情です。踊りそのものの楽しさはもちろんですが、そこには「仲間と一緒に手を取り合うこと」「声をかけ合うこと」「新しい人を自然に迎え入れること」の魅力がありました。
取材では、見学だけでなく、実際に踊りの輪にも入らせていただきました。「ぜひぜひ」と自然に迎え入れてもらい、声をかけてもらいながらステップを教わる時間は、初めてでも思わず笑顔になってしまうひとときでした。アンティーズのあたたかい雰囲気は、この最初の場面からよく伝わってきます。
長く続いている団体には、やはり理由があります。アンティーズは、踊りを通じて体も心も元気になれる、そんなすてきな場でした。動画では、その楽しさやあたたかな雰囲気がよりいきいきと伝わってきます。
ぜひ記事とあわせてご覧ください。

取材の様子はYoutubeでもお楽しみいただけます!ぜひご視聴ください。