2012年の市民協働条例制定から10年が経とうとしています。これまでに、長岡市にたくさんの市民活動が生まれ、広がってきました。ここでは、ながおか市民協働センターと関わりのある団体や活動の事例から学ぶ、活動に取り入れたい6つの視点をお届けします!
5. 協働で取り組む
「協働」とは、市民活動団体や行政機関、企業など複数の主体が、それぞれの強みを活かし互いの弱点を補い合いながら、同じ目標に向かって活動すること。ここでは、複数の地域と地元企業、地域住民が協働したからこそ生まれたイベントをご紹介します。
長岡縄文の丘・米百俵マラソン(主催:長岡縄文の丘・米百俵マラソン実行委員会)
5,000年前に縄文人が走ったであろう丘を、歴史とロマンを感じながら走るというコンセプトのもと、2017年から毎年開催されているマラソン大会。その始まりは、「宮本の夢を語る会」で語られた、ある男性の「宮本地区でマラソン大会をしたい」という夢でした。その夢を叶えるべく、宮本・大積・青葉台・関原地区と地元企業、商工会、学校が実行委員会を結成。マラソンだけではなく、特産品である古代餅を使った鍋のふるまいや地元のよさこいチームによる演舞での応援など、地域の魅力がつまった長岡市の目玉行事の一つが誕生しました。
<関連情報>
- 2020.02.14 【市民活動・虎の巻】地域のニーズから市民活動を生む方法
- 2020.02.13 【市民活動・虎の巻】はじめての「後援申請」
- 2017.10.18 第200回【つながるラジオ】ながおか縄文の丘マラソン実行委員会
- 2017.08.21 団体PickUp!<長岡縄文の丘マラソン実行委員会>
本記事は、らこって2021年4月号(創刊100号記念号)でご紹介しています。