市民活動虎の巻 SUPPORT

パートナーシップ・協力関係

活動のモチベーションの差はなぜ生まれるの?

「できることをできる範囲で」が前提の市民活動ではメンバー同士で、モチベーションの差が出やすいもの。「なぜあの人はやってくれないの?」「こんなつもりで入ったわけじゃないのに?」そんなギャップはなぜ生まれるのでしょうか?

活動の報酬は人それぞれ

仕事の報酬といえば給与ですが、市民活動に参加している人たちにとっての報酬は人それぞれ。人に貢献できるから、楽しいから、仲間ができるからなど、活動に求めるポイントは人によってバラバラなのです。

「○○のため」でぶつかることも

仕事では組織の目的≒すべきことが最優先されますが、市民活動は必ずしもそうではありません。たとえ活動目的に社会課題の解決を掲げていたとしても、全員がその目的のために参加している訳ではなく、つながりや居場所を求めて参加している人もいるのです。結果、積極的に社会に働きかける活動を進めたいリーダーと、無理なく居心地のよい環境を維持したいというメンバーとで揉めたというケースはよく聞かれます。

同じモチベーションを求めないことが大切

ここで大切なのは「○○のため」を相互に押し付け過ぎないこと。団体目的は大切にしつつも、一人ひとりの「できること」や「やりたいこと」は何なのか?それを叶えるには団体としてどうしたら良いか?を考えてみることです。モチベーションは人それぞれ。その人なりのモチベーションのままで、気持ちよく活動できる場作りが市民活動には不可欠です。

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