2012年の市民協働条例制定から10年が経とうとしています。これまでに、長岡市にたくさんの市民活動が生まれ、広がってきました。ここでは、ながおか市民協働センターと関わりのある団体や活動の事例から学ぶ、活動に取り入れたい6つの視点をお届けします!
6. 「関わりしろ」をつくる
市民活動では、団体運営の中心メンバーの他に、活動のお手伝いをしてくれる人たちの存在が必要で、いかにその人たちが関わる余白をつくるかが活動継続の鍵と言えます。ここでは、「関わりしろ」づくりが上手な団体をご紹介します。
ぷれジョブながおか
小学5年生から高校3年生までの障がいのある子どもたちに、企業や公共施設でのお仕事体験を提供しています。ボランティアの「ぷれジョブサポーター」が仕事を見守り、時には手伝ったり助言したりしながら子どもたちをサポート。ボランティアには、無理なく不安なく関わってもらうことを大切に、事前に子どもと親との顔合わせを行い、1ヶ月に1回1時間程度活動してもらっています。こうした工夫を大切に、ボランティアが「子どもの社会参加を応援したい」という想いを叶え、安心して活動できる場所をつくっています。
<関連情報>
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- 2019.09.26 第302回【つながるラジオ】魚楽(ぎょらく)
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- 2016.10.01 2016年10月特別号 「長岡を盛り上げる市民のチカラ」
- 2013.12.12 【今日どう?通信 ぷれジョブフォーラムにて思う】
本記事は、らこって2021年4月号(創刊100号記念号)でご紹介しています。