活動レポート REPORT

更新日:2025.09.29

【事例紹介】「食」を通じたアウトリーチ事業で不登校・引きこもり家庭を支援【長岡市未来を創る市民活動応援補助金】

事業名 とどける、つながる、食事配送型アウトリーチ事業
実施日 2024年9月1日〜2025年3月1日
場所 千手コミュニティセンター
団体名 つながりサロン
補助額 100,000円(総事業費 118,592円)
使途 調理器具・弁当資材やチラシ制作費など
内容

◯不登校や引きこもりがちな家庭に「食」をきっかけとしたアウトリーチを行い、保護者(ピアサポーター)が弁当を届けて訪問することで、安心や見守り、相談の機会を提供し、信頼関係を築くことを目的としています 。事業の背景には、不登校家庭が抱える「毎日のお昼作りが大変」「親も外出しづらい」「経済的負担が大きい」といった声がありました 。
◯半年間、千手コミュニティセンターを拠点に事業を実施 。3回の宅配を通じて計75名が参加しました 。事業効果として、「今まで連絡でしかやり取りしていなかった家庭と実際に会って双方向のやり取りができた」ことや、「給食を食べていない子どもに栄養のあるお弁当を食べさせることができてとても有り難い」といった感想が寄せられ、保護者の孤立や孤独を和らげることに貢献しました 。
◯一方、当日の連絡による食事数の予測の難しさや、調理スペースの不足、物品の保管場所といった課題も明らかになりました 。つながりサロンは、今後も事業を継続し、不登校に関する悩みを相談しやすい地域コミュニティとして定着させたいとしています 。

審査員より

孤立しがちな家庭に寄り添う、素晴らしい活動です。

手作りの温かいお弁当をお届けすることができました。