長岡市内でSDGsに取り組む方を訪問!
今回は「ゆいジョブながおか」さんにお話を伺いました。
貴団体の概要を教えてください。
令和3年まで、ぷれジョブ長岡として活動してきましたが、令和4年から「ゆいジョブながおか」と名前を改めて活動しています。ぷれジョブ時代を含めると10年以上継続しており、すべてボランティアのみで成り立っている団体です。
ゆいジョブながおかにとって最も大切なことは支援が必要な子どもたちが、地域の店舗や会社、公共施設などの仕事体験をすることで社会参加し、経験の幅を広げ、自尊感情を育むことです。また、子どもたちを中心に活動を支えるボランティアを受け入れ企業などとの人の輪を作ることも、活動目的のひとつです。
取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。
目標10「人や国の不平等をなくそう」
障害のあるないに関係なく、すべての人が仲良く健やかに暮らせる社会を目指しています。
障害のあるお子さん、親御さんと社会をつなぐきっかけづくりをしています。
小5~高3までの子どもたち対象に年度ごとにひとつの企業等で6か月間、おおむね週1回1時間程度の活動をしています。コーディネーターが企業と子ども、保護者、ボランティアをつなぎ、毎回必ずボランティアが付き添うかたちで、地域に住むボランティアのジョブサポーターと一緒に企業や公共施設で職業体験を実施しています。
取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください
子どもに障害があり、総合支援学校に入学する前、 コロナの最中で人との関わりにとても距離を感じるようになりました。
支援学校に入ると職業体験がありますし、すごく心配でした。そんなタイミングで、知り合いのお母さんから「こんな活動やっているけどどう?」と声かけてもらったことがきっかけで、活動に参加させていただきました。
周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。
親からは見えない子どもの成長(良さや出来ること)があるので、それを周りのジョブサポーターさんや地域の方から教えてもらえることが嬉しいです。
教えてもらったことを持ち帰り、子どもたちに話すことで本人のモチベーションにつながっていると感じています。
貴団体の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。
障害があるない関係なく、誰もが関わり合い、助け合い、仲良く健やかに過ごせる社会にしていきたいです。
本記事は、らこって2024年3月号でご紹介しています。
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ぜひご視聴ください。